2018/10/04公開 / 2018/12/17更新

装置コード/ロケーションコードにどんな値を入力するのかわかりません。

複数の盤で構成される制御盤の回路図などで、タグ番号の重複を回避するために使用します。
タグ番号は親子関係のシンボル以外は、重複不可の値です。
値が重複すると、ACEの監査ではエラーと判断されますし、リアルタイムにもメッセージが表示されます。
しかし、制御盤の回路図では、Aという盤に「CR1」というリレーコイルが存在し、また、Bの盤にも「CR1」が存在する場合があります。
装置/ロケーションコードに盤名称を入力することで、上記の2つの「CR1」は別物であってタグ番号の重複エラーではないと判断させることができます。
前提条件として、プロジェクトの[プロパティ]の「コンポーネント」タブの「組み合わせた装置/ロケーションタグモード」をONにしておく必要があります。
この条件下でACEのタグ番号の重複チェックは、装置+ロケーション+タグ番号を合わせた値でチェックを実行します。